【竜王戦2020予選使用構築】絶対選出!脳筋獅子舞ネクロズマ【最高169X/最終寝落ち】
【はじめに】
練炭です。
公式インターネット大会「ポケモン竜王戦2020 予選」に参加したところ、初日14-1で瞬間的に27位という想定外の好成績を目の当たりにして「瞬間でも2桁取ったら構築記事書いていいのでは!?!?」と動揺したのでうっかり構築紹介をしたいと思います。
【構築経緯】
伝説解禁戦と聞いて真っ先に浮かんだ強そうなポケモンがザシアンとゼルネアスだったため、そこに強そうなソルガレオと日食ネクロズマに注目。
最初にソルガレオ入りで適当に組んで参加した仲間大会で物理受けにボコボコにされたため、剣盾から竜舞を新規習得した日食ネクロズマの採用を決定。
伝説1体のみ解禁のルール下で合法的に2体目の伝説枠になり得るメタモン
ネクロズマ採用にあたって最大の弊害であろう伝説枠としてイベルタルと黒バドレックスが挙げられたため、そこに強そうなバンギラス
ランクマ同様数が多そうなサンダーやレジエレキの一貫を切る枠として、特性よびみずによりカイオーガを単体でどうにかできそうなトリトドン
対伝説でもある程度信用できる耐久を持ち、強力な特性が飛び交いそうな環境で悪いことができそうなトレースポリゴン2
ここまでで格闘と地面が重いため、その辺りの一貫を切りつつ鋼に有効打を持ち、サイクルも回せる便利枠としてサンダーを最後に採用し完成。
(最初はみかまいクレセで伝説使い回そうとしたが、イベルタル環境でエスパー2体選出は不可能と判断し断念)
【コンセプト】
前提として、伝説解禁戦で伝説を選出できないのは面白くないし戦術的にもディスアドでしかないという信念のもと、ネクロズマ絶対選出を目標に構築を作成(実際全試合出した)。
・ネクロズマが不利を取る相手を極力潰し、どうにかしてネクロズマで積める状況を作って通す。
・場合によっては初手DMで荒らすことも視野。
【個体紹介】
NN:ライガー
性格:陽気 特性:プリズムアーマー
数値:179(52)-203(204)-147-×-129-141(252)
S→最速
H→珠ダメ意識の10n-1
余りA
ハッサム(ビーストフォルム)
本構築の主役。今大会はとにかくこいつと心中するつもりで、通ってなくても無理矢理通すという確固たる信念のもと全試合選出した。最初「ウルネクないならきつくね?」とか思っててごめん
エースなのでDMは基本こいつに切る。
技構成は新規習得した竜舞と、高火力タイプ一致技かつ特性貫通の効果を持つメテオドライブ、先に展開できれば本来不利なイベルタルやエースバーンに勝つことができて最悪怯みワンチャンも狙える岩雪崩まで確定、最後は一定数いると予想される壁構築や、ネクロズマ入り受けループへのメタとしてサイコファングを採用。
3ウェポン全て鋼に半減されるため、地震が欲しいと感じる場面は日食ミラーをはじめ多くあったが、壁の粉砕、ダイサイコによる火力強化、不意打ち無力化の恩恵は大きく、半減程度はチンパンスタイルで強引に押し切った。力こそパワー
鉄の棘をメテオドライブが貫通しないことを知らなかったにわかを晒して1戦落としたのが悔やまれる
NNはライガーゼロに似てると常々思っていたので
バンギラス@ヨプの実
NN:ライナー
性格:意地っ張り 特性:砂起こし
技:岩石封じ/鬱憤晴らし/電磁波/守る
数値:207(252)-183(100)-130-×-140(156)-81
HD→補正なしC252珠イベルタルのダイアーク+D-1状態でダイナックルを砂補正とヨプ込みで超高乱数耐え(非DM)
余りA
環境トップに君臨するであろうイベルタルにわかりやすく強い枠として採用。
どんなイベルタルにも後投げして1回は行動できるようにヨプの実を持たせて耐久調整をした。
イベルタルのDMターンをこいつ1体で枯らした後ネクロズマで確実に切り返せるように2つ目のS操作手段として電磁波を採用したが結果は大正解で、岩石封じ考慮で最終ターンにダイジェットを積まれることが多かった。
守るも様子見やDM枯らしとして有用だった。
鬱憤晴らしは黒バドレックスやドラパルトメタのつもりで入れたが、そもそも黒馬はあまり見かけなかったし、ドラパルトはいても選出されなかったので挑発やステロでも良かったかもしれない。
NNは某鎧の巨人から
メタモン@拘りスカーフ
NN:ギャル
性格:臆病 特性:変わり者
数値:155(252)-×-×-×-×-×
技:変身
H→ぶっぱ
「伝説1体のみ解禁のルールで2体目使えたら強くね?」という安直な発想のもと採用、持ち物は定番のスカーフ。実際無難に強かった
ザシアン、日食ネクロズマ、エースバーン等の積みアタッカーをコピーするだけでなく、ランドロスをコピーしてサイクルを回すことで複数回威嚇を撒くというような運用もでき、大変便利だった。
NNは外出時に見た目が大きく変化するので
トリトドン@オボンの実
NN:ぽわん
性格:穏やか 特性:呼び水
技:熱湯/ミラーコート/欠伸/自己再生
数値:218(252)-×-88-113(4)-147(252)-59
HDぶっぱ余りC
カイオーガに滅法強い枠として、ダブルの世界大会でも見たことがあったこのポケモンを採用。トリトドンはピンク派、ブルンゲルは青派
水電気無効、氷技で凍っても熱湯で復帰可能とほとんどのカイオーガをほぼ機能停止に追い込めるため、カイオーガ入りには草2枚積みと当たった1試合を除いて全て選出した。
特殊技ならオボン込みで2耐え以上する機会はわりと多く、対カイオーガ以外にもミラーコートでサンダーを返り討ちにしたり欠伸や熱湯火傷でネクロズマの起点を作ったりと期待以上の活躍をしてくれた。
意図していなかった副産物として、ラグラージ対面で欠伸を撃ち合い、寝かせる覚悟で突っ張ることで交換読みクイックターンをキャッチするということもできた。
NNはぽわぐちょの亜種
ポリゴン2@進化の輝石
NN:リトルベン
性格:図太い 特性:トレース
技:トライアタック/シャドーボール/放電/自己再生
数値:191(244)-×-156(252)-127(12)-115-80
H→16n-1
B→ぶっぱ
余りC
高い数値を持ち、霊の一貫を切る枠として採用。
主に黒バドレックスやドラパルトに出すつもりだったが、そもそも数が思ったほど多くなく、バンギでも見ることができたのであまり選出しなかった。
陽気鉢巻ウーラオスのインファまでなら確定で耐えるということを後で知った。
NNは某トイレのCMの寺田心先生から
サンダー@マゴの実
NN:テイガー
性格:図太い 特性:プレッシャー
技:ボルトチェンジ/暴風/熱風/羽休め
数値:196(244)-×-144(204)-145-110-128(60)
S→準速ウオノラゴン抜き
H→4n
余りB
おそらく本構築の過労死枠
ここまでで重めな格闘と地面の一貫切り、鋼への打点、サイクル回し等様々な役割を良い感じにこなしてくれた。
伝説枠はPPが少ない技が多く、初手のS判定も重要な要素であることも考慮して特性はプレッシャー。
Cに努力値を割いてはいないが、無振りにしてはそれなりに火力は出るのでこいつにDMを切ることもたまにあった。DM頻度はネクロズマ>メタモン>サンダーでこの3体にしか切らなかった。
NNはタフネス電気繋がりでブレイブルーの赤鬼から
【選出】
先述の通り、伝説を出せない選出は弱いと考えてネクロズマは固定、どこで出せば効果的かを第一に考え、取り巻きは相手の伝説枠に合わせて選出をした。
・基本選出
@1はサンダーが多い。対面操作や削りを入れつつ、相手のエースが出ればメタモン、先に展開できそうならネクロズマを出していく。
・対カイオーガ
カイオーガ入りにはほぼ全試合この選出だった。
カイオーガ入りには高確率でゴリランダーかナットレイがいて、100%出てきたのでサンダーで処理するかゴリラはネクロズマのエサにしていた。
・対イベルタル
エースバーンとランドロスがいなければ大体ネクロズマから入っていた。いたらサンダーから入った。
サンダーエスバ対面は初手羽休めという安定択に気付いた次の試合で珠カキュウ急所引いて発狂した。
【きつい相手】
・日食ミラー
なんとかして相手のネクロズマより先に展開することを目指した。2舞以上すれば相手が地震積んでてもギリギリごり押しが効く。
……というのは対竜舞型の話で、1回だけ鉄壁瞑想アシパと遭遇した時はあまりにも無理過ぎてスタンディングオベーションしといた。
どうせおらんやろと思ってたら初日の初戦で当たった。
何も通らん
・悪ウーラオス
サンダーで暗黒強打のPPを枯らしたら対戦よろしくお願いします。
・初手DMエースバーン
サンダーで2ターン使い、ネクロズマでダイウォールしてからが対戦よろしくお願いします。
キョダイカキュウを急所に当てるなゲームが始まらんだろ
【結果】
↑初日終了時
↑2日目最高レート更新直前
この後の3試合が2-1だったのにスクショし損ねたので正確な最高レートはわからずじまい。
1700タッチしたかもしれないけど、確認できてないので触ってないことにした。
↑最終
いやしょーもな…
昼間に沼に嵌まったため夜に仕切り直そうと思い一時撤退、撤退したまままさかの寝落ちでTHE END
【感想】
この記事書いてて気付きましたが、選出方法がきちんと確立している構築を自力で組んだのは初めてかもしれないです。いかに普段行き当たりばったりな構築使ってるかを痛感しました。
初の14連勝の要因はここかもしれない…
伝説入りのルールに真面目に取り組んだのも実は今回が初めてで、とにかく純粋に楽しむことができました。
最後に寝落ちというくっそしょーもないオチをつけてしまったのは悔いが残りますが、ランクマのモチベも少し上がったので年末忙しくなる前に頑張ってみようと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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【USUMシングルS17使用構築】再会を誓うラティハッサム
USUM最後に使った構築を、簡単ではありますが記念に残しておきます。
このためにはてなブログのアカウント作ったので初記事です。
一番好きなポケモンであるハッサム、剣盾では一緒に戦えないかもしれないと考えた時、レートという環境の最後の最後にやっぱりどうしても使いたくなって組みました。
結果は全然残せませんでしたが、プレイング次第でちゃんと勝てるという感覚は持てたのでポテンシャルはあると思っています。
PT紹介